回答箱 No.133-1: レコードマーク検索とグループ検索の違いは

       ◆ 質問箱 No.133 質問者:  元山 よし子  2002年03月 242号 P.28
           ◆ 質問箱 目次へ
No.133-1   レコードマーク検索とグループ検索の違いは 回答者
  内海 孝
2002年04月
243号 P.26
 基本台帳
『レコード検索』
 左図のように、No毎に纏まったデータ(レコード)の最終行のSC(システムカラム)にレコードマーク "-" を付けておくと、レコード内のコードを入力して、そのレコード全体を検索できます。

 検索結果

CS;基本台帳;@No =1003;;;AAA/D;

『GROUP』指令
 指令GROUPは、マニュアルでは、『検索分類』となっていますが、ある一つのランダムに入力されたバインダーのデータを同じデータ毎に分類する指令です。
 従って、私個人としては、検索分類検索は不要ではないかと思います。

保険契約入力

 保険契約入力バインダーは、損害保険契約の入金伝票データをランダムに入力したバインダーです。このバインダーを種目毎に種目別収支明細書へAPDするため種目毎に分類します。
 又、会計処理で、ランダムに入力された仕訳伝票データを、勘定科目毎に分類することによって、各勘定科目元帳へ容易にAPD出来ます。
 ポイントは、キー列で分類する場合、
キー列をあらかじめSORT指令で、昇順等に、並べ替えておく必要があります。並べ替えないで、GROUP指令を実行すると、同じ種目が別のページに分かれてしまいます。

 保険契約入力    種目を昇順に並べ替えた表

GROUP;保険契約入力;K;@種目;;分類;
火災    以下、分類バインダーに種目毎に改ページされ、保存されます。

自動車

障害

 以上の他に、マニュアルには『定義表を使用したギャザリング処理』があります。

 元データ
 DATA25
 DATA35
 OTHERS

 GROUP/T;M;G;定義表/1;Y;
 定義表で年齢25未満をDATA25バインダーへ保存、35歳未満をDATA35へ保存、その他(?)をOTHERバインダーへ保存と定義します。バインダーは自動的に作成されます。

 定義表


このページのTOPへ戻る